ごらんの通りサイトデザインを変更しました。以前はMT標準テンプレート+StyleCatcherだったのですが、今回はテンプレートの方を修正しました。
初めにインデックスページおよび記事ページについてHTMLとCSSを使って任意のデザインを作成し、その後各テンプレートに適応しました。
しかしこの過程で行ったところ問題が。インデックスや記事ではない、アーカイブページのデザインまで行えていなかったこと、サイドバーの各ウィジェットのスタイル指定が抜けていたことなどです。今後修正しようと思うのでしばしお待ちを。
あと、HTMLから組み直すついでに(ほぼ)XHTML1.1に準拠するようにしました。ただし、残念ながらAmazon Affiliateを含むページはiframeがあるため準拠出来ませんでした。
また、このサイトのサーバはXREAで無料ホスティングされているのですが、標準の広告タグがXHTML1.1に準拠していません。そこでXHTML1.1対応の過程で次のサイト様を参考させていただきました。(http://xrea-memo.raccy.org/ad_xhtml.xhtml)
今回のデザイン変更には特徴として項目のタイトル(TrackbackやCommentsなど)を画像にしたことが挙げられます。これらの画像に用いたフォントはサイトタイトルのロゴにも使用しているFutura(フーツラ)です(Wikipedia:フーツラ。)
僕がMac OS Xに標準付属の中でいいなと思い選んだこのFuturaというフォント、調べてみるとなかなか興味深いエピソードがあるようです。上記Wikipediaリンクやこのブログ「Futura(フーツラ)とナチス - FM STUDIO Scribbles」で述べられている通り、タイポグラフィ界で「ナチスで使用されていたためし用は控えるべきだ」という噂があったとのことです。
上記の両方でもこの噂は否定されており、特に後者では詳細が書かれています。ブログここにも Futuraによるとドイツ国内でも使用されている様子が分かります。
正直なところ、僕は外見のみからFuturaを選択しました。もちろんフォントですし、字形を見て選ぶというのが間違っているとは思えませんが、バックグラウンドが存在することすら考えていなかったのは事実です。
「Futura(フーツラ)とナチス - FM STUDIO Scribbles」ではこのようなデマが広まった訳は、対象らの事実(この場合Futuraとナチス、およびその関係)に詳しくもないのに先入観でモノを論じ、皆もまた詳しくなかったためそれを鵜呑みにしてしまった為だとしています。
僕の場合まったくの門外漢ですので元の噂さえ知りませんでした。ですので、その噂を否定すること自体よりも、それぞれのフォントにそれぞれの歴史的背景や目的などがある、ということに気づかせてくれたことの方が大きいです。
冷静になって考えれば当たり前のことなのかもしれません。絵画や音楽、文学などの所謂「芸術」はもちろん、工業製品ですら当時の世相や時代的背景、設計者の思想を持っています。たとえばコンピュータの祖先の一つであるENIACは第二次世界大戦中の弾道計算の為に開発されたとのことですし、黎明期のコンピュータやソフトウェアについては、その思想が今なお語り継がれています。
そのような中でフォント(字体)というのは人間が文字を書きはじめて以来存在する、言語を媒介するための表現です。文書は内容もさることながら、そこで用いられている字形も読者に対し主張しています。これだけ人々に訴えかけるのですから、その裏にはデザイナの個性のようなものがあるのでしょう。
コンピュータの画面を見ると、溢れんばかりに踊る文字達がいます。あんまり踊っているもんで気にしなくなりがちですが、たまには目を向けるのも面白そうです。
トラックバック
このブログ記事を参照しているブログ一覧: デザインリニューアル+もろもろ
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.memorize-being.net/x/mt-engine/mt-tb.cgi/37


コメントする