2008年12月9日、ついにKhronos GroupからOpenCL(Open Computing Language)1.0の仕様書が公開されました。(プレスリリース:http://www.khronos.org/news/press/releases/the_khronos_group_releases_opencl_1.0_specification/)
以前取り上げていたOpenCLの仕様書がようやく公開されました。KhronosにおけるOpenCLのサイトはhttp://www.khronos.org/opencl/に、仕様書(PDF)はhttp://www.khronos.org/registry/cl/specs/opencl-1.0.29.pdfにあります。
302ページにも及ぶ巨大文書ですので、把握し切れていないのですが、これを元に以前から公開されていたスライド(http://www.khronos.org/opencl/presentations/OpenCL_Summary_Nov08.pdf)のサンプルコードを読んでみたいと思います。
また、仕様書やスライドをざっと見る限りOpenGLとの連携が重視されているようで、OpenGLにおけるテクスチャやレンダバッファを扱うことができそうです(cl_gl.h)。また、仕様書の6.1.3ではimage2d_tやimage3d_tなど2次元/3次元イメージを示す組み込み型も用意していることが示されています。
現状、予定されているOpenCL実装はMac OS X 1.6 Snow Leopardのみで、他システムサポートは未定です。しかし各OS,グラフィックスチップメーカが対応を進めれば、OpenCLとOpenGLでプラットフォーム独立のGPGPU環境、および可視化環境が出来るのではないでしょうか。
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